革靴が水に濡れてしまった時のお手入れ方法!【2022年5月更新】

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雨など革靴が水に濡れてしまった時のお手入れ方法!

 

雨季の季節は、雨が多く、外出があるとどうしても靴が濡れてしまいます。

異常気象の影響もあり、集中豪雨が発生することも多くなっているようです。

 

そんな突然の豪雨で

大切な革靴が雨に降られてしまって、

革靴がビショビショになってしまったら、

どうしたらいいんだろう!?

 

そのまま、ほったらかしにしていいのか!?

そんなわけないですよねぇ!?

 

今回は、

革=レザーに与える影響も含めて解説したいと思います。

 

 

まず、

「レザーって水に弱いから、雨の時は履かない方がいいよ!」

とか

「革靴が濡れて、以前より硬くなった!」

そんなこと聞いたことある人もいるかと思います。

 

 

そもそも

なぜ、レザー=革は水に弱いのか!?

レザー=天然皮革が、水に弱い理由とは?

なめし方法によって耐水性を高める方法もありますが、一般的ななめし方法(クロムなめし)だと水に弱い事が多いです。

革の表面から水が内部に浸透して、皮の繊維を柔らかくすることで、型崩れを起こしてしまう。

そのほか革の内部に含まれているオイル(油分)が流れ出てしまって、乾燥した時に油分が足りなくなりカサカサした繊維がひび割れ状態になってしまう。

更に水に濡れると色落ちし易くなるので、洋服などへの色移りに繋がります。

 

①革の表面から水が浸透する。
水分が革の繊維の型崩れを起こす。
③オイル(油分)が抜け出る。
④色落ちし易く、乾燥すると硬くなる!!

これが、水が革=レザーに与える大きな影響です。

 

濡れた革靴の3つの対処法

今回は『濡れた革靴の3つの対処法をお伝えしたいと思います。
革靴のお手入れ知識としても、ご活用ください。

<対処方法>

1:汚れを落として、水分を吸収させる。
2:
乾燥させる
3:保湿クリームを塗布する

 

1:汚れを落として、水分を吸収させる。

まず乾かす前に、革靴の濡れ具合をチェックします。

 

・靴全体が濡れてしまっていて、靴の表面も乾いているところが残っていないくらいの状態なのか?
・革靴を水の中に落としてしまったような状態なのか?
・雨の日に履いた時のように、靴のつま先、側面などの一部分が濡れて靴の中も染み込んでいる状態なのか?

 

靴の中にまで水が染み込んでしまっている場合は、新聞紙などの水分を吸収しやすい紙や布を入れ込んでください。

靴の内側から、水分を吸収してくれます。

内側から水分を吸収できると早く乾くようになります。
こまめに新聞紙を入れ替えるとより乾きやすいです。

 

雨の日は、雨と土、ホコリが「泥」となって靴についています。
泥を濡れ雑巾とブラシで、綺麗に取り除きましょう。

乾いてからだと、表面と一体化してしまって取りにくくなってしまいます。
ある程度、綺麗な状態にしておく事が重要です。

 

2:乾燥させる

部分的に濡れている場合は、シミになりやすいので、全体的に一度水拭きをしましょう。
なぜなら濡れている部分と乾いている部分の境目が線となって、シミになる可能性が高いからです。

革にビショビショになるまで、水を染み込ませて濡らす必要はありません。表面の水分を含む量をある程度均一に保ってから、乾かすようにします。

乾かす時は、日陰で自然乾燥が一番良いです。
決して「ドライヤー」とか「ストーブ」を使って乾かさないようなにして下さい。

天然皮革は非常に「熱に弱い」です。

ドライヤーなどの熱風で、表面が焦げてガサガサになってしまいます。人の皮膚だと、火傷(やけど)状態になるので修復不可能になってしまいます。

 

よくある話…

革靴を雪の日に履いて、ビショビショに濡れた革靴をストーブの近くで乾かしたら…
革靴が反り返って、表面がカピカピのひどい状態になってしまった!

なんてこと、聞くことがあります。そのようなことにならないように気を付けましょう!

 

乾燥は日陰の風通しの良いところで、乾燥させて下さい。

 

3:保湿クリームを塗布する

最後に、乾燥して流れてしまったオイル(油分)を革に入れて保湿します。

 

革の内部には油分が入っており、革を柔らかく保つために、重要な役割を果たしています。

そのオイル=油分が水によって流れてしまい、乾燥時に飛んでなくなってしまいます。乾燥後には、オイルが抜けた状態で革も硬くなってしまいます。

そんな状態の革に市販の革専用保湿クリームで革に栄養を与えてあげてください。

しっかりとマッサージするように、クリームをすり込んでください。繊維内部までオイルが浸透して、革がしっとりと滑らかに柔らかさが蘇ります。

 

まとめ:革靴が水に濡れてしまった時

 

濡れた革靴の3つの対処法

汚れを落として、水分を吸収させる。
・乾燥させる
・保湿クリームを塗布する

 

先ほど乾燥の時に熱を使って、急激に乾かそうとドライヤーを使って革の表面を焦がしてしまうと、保湿クリームを塗っても革に浸透できなくなってしまいます。

ダメージが大きすぎると修復不可能になってしまうので、乾かすときは熱を使わないように注意してください。

大切な革靴をなるべく長く履けるように、雨の日にはシューケアをしてあげてください。