シューズストレッチャーで痛い靴を伸ばす方法とは?

シューズストレッチャーで痛い靴を伸ばす方法とは?【2023年9月更新】

シューズストレッチャーで痛い靴を伸せす方法とは?

靴を買って、履いているとなんかキツイ!
足が痛くて、歩けない!

試し履きした時にはよかったのに、履いているうちに窮屈に感じて足が痛くなってしまう。

せっかく買ったものなので、どうにかサイズを大きくしたい。
そんなときに活躍するのは、「シューズ・ストレッチャー」です。

 

「シューズ・ストレッチャー」は、素材によって伸ばす・広げる・サイズを大きくできます

特にレザーを使った「革靴」が、一番対応しやすい素材です。
なぜかというとレザーは天然な皮革素材なので、革の伸びや馴染みが良いということが言えると思います。

その反面、化学繊維やニット・キャンバス地などは、そもそも伸縮性のある素材が多いため、ストレッチャーを使用してもあまり効果がない素材です。
ストレッチャーを使用後、取り外すと元に戻ってしまうことがありますので注意が必要です。

ストレッチャーを使ってサイズを大きくしたい靴の素材を確認する必要があります。
素材がポイントになるので、注意してみてください。

痛い靴を伸ばすシューズストレッチャー

目次

<シューズストレッチャーとは?>

シューズストレッチャ-は、「シューストレッチャー」のほかに「シューフィッター」とも呼ばれています。

「靴の横幅を広げて足長を伸ばすことができる道具」です。

この道具を持っていれば、靴のサイズ選びを間違ってしまったり、不安を持っている人に役立つ便利なアイテムです。
自分の好みに合わせて靴を伸ばしたり、広げたりできるので大変おすすめです。

 

「靴の横幅を広げて足長を伸ばすことができる道具」

 

<どんな靴を伸ばせるか?>

シューズストレッチャーで伸ばせる靴は、基本的に「革:レザー」素材です。
「牛革・豚革・羊革・山羊革」などの「スムーズレザー・ガラスレザー・ヌバック・スエード」などになります。

天然皮革は馴染みが良いので、履いていくうちに自分の足の形に多少形作られます。毎回我慢して履くようなサイズはそもそもサイズが合っていないので、ストレッチャーを使って幅を広げたり調整するのは効果的です。

そうは言っても革靴の製造においては、様々な補強材を革の裏・内側などに入れて伸び止め防止をさせています。

よってシューズストレッチャーを使って革靴を伸ばす・大きくするのは、ある程度の限度があるということも同時に理解しておいてください。

センチ表記であれば、0.5cmほどは大きくできます。
しかし1.0cmほど大きくするのは、結構靴に負担を掛けてしまいますので注意が必要です。

足は、自分が思っている以上に繊細です。
少しの違いでも効果を感じられるので、是非試してみることをおすすめします。

 

特に羊や山羊革は革の厚みが薄いものが多いため、伸ばし過ぎて破れらないように注意が必要です。

またスエードやベロアの起毛素材は、表面(吟面)がない素材のため、材破しやすいのでこちらも注意が必要です。

 

その他の「合成皮革」「人工皮革」では、あまりシューズストレッチャーの効果が分かりにくい素材といえます。
また、化学繊維なども同様に効果が弱いと思います。

人工的に作られた素材だと、一定の収縮性を持つ素材です。
そのためせっかくシューズストレッチャーを使用しても、外すと元に戻ってしまうことが多いです。

よって、「革靴:天然皮革」を使ったものがもっとも効果を発揮する靴の種類です。
ビジネスシューズ・ドレスシューズやパンプスなどの革を使ったものは勿論ですが、スニーカータイプのカジュアルシューズも革を使っているものであれば効果的です。

 

基本的に「革:レザー」素材を0.5cmほどは大きくできます。

 

<皮革柔軟剤の使用>

次に革靴を伸ばすときの「柔軟剤」も紹介します。
絶対に必要ということでは、ありません。

この「皮革柔軟剤」を使うと革を伸ばしやすくしたり、広げるのに役立ちます。
一旦革を特別な液体で柔らかくしてから、ストレッチャーを掛けると革への負担軽減できます

特に乾燥した革の状態で伸ばすと、革が破れたり、切れたりしてしまうこともありますので注意が必要です。
柔軟剤ではなくても、靴クリームで乾燥した革に栄養を与えて油分を入れてからストレッチャーを使うことも効果的だと思います。
限度はありますが、なるべく革の負担を減らして伸ばすことを考えてみてください。

 

「皮革柔軟剤」を使うと革を伸ばしやすくしたり、広げやすくなります。

<ちょっとした調整で快適な革靴に!>

市販されている「シューズ・ストレッチャー」には、様々なものがあります。
もし購入を検討しているのであれば、できれば木製のものがおすすめです。

プラスチック製で安価なものは、テンションを強く掛けると破損してしまうことがあるので注意が必要です。
厚みが薄いプラスチック製シューズストレッチャーは、どちらかというと一日履いて崩れた革靴の形を矯正する役割にピッタリだと思います。

サイズを大きく広げたり、伸ばしたりして、キツイ革靴を履けるようにするというポイントにおいては、しっかりした木製シューズストレッチャーをおすすめします!

 

靴を履いていて、一日中不快な思いをするのは良くありません。
サイズが合わないだけで、生活や仕事に大きな影響を与えてしまうものです。

そのためちょっとしたサイズ調整で、すこしでも快適な靴を履きたいところです。

 

*新品の靴が微妙に入らない!
*外反母趾でつま先が痛い!
*ある部分だけ当たって痛い!

 

そんな方に、「シューズ・ストレッチャー」での調整がおすすめです。
自分好みの快適な革靴にして、不快な一日を快適に過ごせるようにしてみてください。

痛い靴を伸ばすシューズストレッチャー

痛い靴を伸ばすシューズストレッチャー

痛い靴を伸ばすシューズストレッチャー

 

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